アマチュア全日本参戦記録

    田野中夫婦と美波ちゃんと僕の4人で御前崎に行ってきました。

29日

    山のような荷物を持って、いざ出発。 今回は全線高速を使った(ETC割引で3割りやすい)

30日朝

    到着 休憩を挟みながら12時間で到着。 意外と近いもんだ。(前行ったときは、17時間とかかかっていた)

30日 昼 

     コンディション4,0波腰  田野夫婦が急遽、野口プロのフォアードスクールを受けることになり、美浜に。
    サイドでフォアード向けの海、 みっちり陸トレを行う。驚いたが、これがかなりのスパルタ!
    野口プロに会って早々にスパルタのスクールやってるらしいですね。  っと言われたが、どっちがだ? と思った。
    田野さん、このスクールは面白い! やる気になると バンバントライ!  
    しか〜し、 フィンで足の中指の爪を全部はいでしまった。 ぎえ〜 血が止まらない様子。
    病院直行だ〜 と僕は慌てていたが、当の本人は もう1回やってからっと すごいやる気。 
    1回やって帰ってきたので、道具を片そうとすると、もう1回だけ! え〜 猛烈なやるきだ!
    2回目行って帰ってきても,後1回だけ、行って来る。 3回目終わっても、もう1回・・・・・・???? なんで 痛くないのかな?
    結局5回もフォアードにトライしに行ったのでした。 僕も呆れて自分の練習することに。
    爪って剥がれても、あんまり痛くないのか? 寒さで分からないのか? 

    この夜 なんか寒かった。

31日 

     ショップ岩本に行く。 うわさどうりデカイ し お客さん多い! ここはコンビニか? というくらい次から次にウインドサーファーがやってくる    。 レジも3人体制。 感服。
    12時 東京の馬場っちと3人。布団の上でフォアードの陸取れをしていたら、1日になっていた。 が〜ん、 なんと味も素っ気も色気もない
    新年だろ〜か。 2006年になったとたん、風邪を引く。 西田プロが作ってきてくれた年越しソバ(年は明けていたが)を食べながら、
    意識はモウロウとしていく。

1日 

     朝から風邪でダウン。 1日中、寝ることにした。 福田氏が大会はコンディショニングだよ!と 口をすっぱくして言っていたのにな〜
    1日は3時間しか起きてなかったよ。 声が出ない。 ここ最近、風邪など引いたことないのに、疲労にはメッポウ弱い。

2日 

    風邪は急に治って、気分はるんるん。 たしか、菊川で乗った。 4.0オーバー気味で波胸頭のジャンクコンディションだった。

3日 

    オンズ スクールを受ける コンディション ロングビーチ3.7 波腰胸 
   やっぱサイドで面がきれいですごい乗りやすい。   ロングは菊と比べると断然水温が高い。 これは風上にある原発の影響らしい。
   ちとっ怖い気もするが、気温3度でも海水は春の様で、手袋がいらない。 しかも、面がきれい。 
   あ〜 ロングっていいな〜 菊川では2度と乗りたくなくなった。 潮が多いときは岩岩でも全然平気だ。 ちょっと砂が戻ったのかな?
   午前中は石井プロにプレーニングフォアードを。 午後からは松井プロに波乗りを。 あ〜 なんとうい贅沢なスクールだろ〜か。
   夕方は大画面スクリーンで各自のライディングを見ながら、お2人があ〜だこ〜だ 指摘をしてくれる。 
   スクールを受けた1人がたった2時間のスクールでプレフォアになりそうになって、一同大爆笑&びっくりだった。 ボードはプレーニング
   のまま着地していて、着地の反動で人が前に飛ばされていた。 すごい危険なループなのだが、石井さんはこれが一番近いと言う。
   板にも体にも良くないループだということが、身にしみて分かった。 松井プロのスクールは僕のトップターンに対する混乱をすべて
   取り払ってくれた。  スクール後にフリーで乗る松井プロのライディングはそれはそれは、もの凄く、
   僕の中のランキングでAレベル(すごいうまい人)を超えて、特Aレベル(危険なくらいすごい人)にランクさせていただきました。

4日 

   覚えていない。 空白の1日。    

5 日 

    午前中、トモコさんが撮ってくれたビデオ&写真を見ながら、今度は直也さんと、鎌田プロにトップターンを教わる。 
   直也さんがトモコさんが撮ってくれた連写写真を見ながら、僕の癖をズバリ言ってくれたので、すばらしい今後の練習が出来た。
   鎌田プロがトップアクションのイメージなどを教えてくれて、 分かってはいたのに、なぜか目からウロコで。  よし、これが出来れば、
   2年後は確実にうまくなってる。 ふっふっふっ!    
    午後からロングでちょい乗り。 風よわそ〜っと言ってみたら、 4.0でブロー うむむむ! さすがは御前崎。
   4.0以下の風は吹かんのかい・?ここは? 午前中はたしか逆から吹いていたが・・・?
   
6 日 

     大会に備えて 準備に行く。 風なし  
    大会で使用する道具が多い(3から5枚、ボード2から3枚)ので みんな前日に用意して、ビーチに置いて帰る。 
    セイルは痛まないように、ブルーシートなどをかけて置く。 200人以上の人がが平均で3枚以上はセイルを張るので、全部あわせると、
    600枚くらいのセイルが並んでいることになるのか。 スタート位置までが遠くて用意に3時間はかかった。 具合わくなるぜっまったく。
    大会のルールを軽く説明しておくと、 ヒートは1対1で行われるトーナメント方式。 負ければ当然後はない。 得点は8分間の間の2本
    波乗りと2本のジャンプと得点の合計で争う。     そして、運命の対戦相手張り出される。 (スペシャルには絶対勝てないと思われる
    プロレベルの人が5人はいるらしい) 僕の対戦相手は上田選手。 ん? どこかで聞いたことある?  すると、それをみた馬場っちが
    ”志賀っち イジーライダー上田さんか〜 あらら” と言う。 そうか、イジーSP大会の優勝者か。 馬場っちは大市選手 とみーは
    シード権で2回戦から、ビルフットライダーの藤原琢磨(NWAの若手プロ)。      

7日 

    大会初日 吹かない予報だったが、10時には4,7の風が吹いていた。 ウォーミングアップをする。
   うん、フォアードの出来もいい!  10時半ヒートスタート     が、が、が、が、 僕のヒートが始まるところで風が落ちてウエイティんグに。   ミルミル風は落ちて、白波も消えた。 今日はだめだよ! ということで車で寝ていると、周りでブローがブローがっと騒いでいる。
   ホントかよ? と見に行くと、もう5,2で走るくらい吹いている。 恐るべし御前崎。
   3時に再びヒートスタート 不安定な風の中、上田選手とのヒートが始まる。  
   1本目フォアード  いい感じ。   後は覚えていない。  8分終了 夢中で乗ってみた。 ぜぇーぜぇーぜぇー。
   放送で勝ち上がりは志賀選手!   う〜ん なんど聞いても気分がいいコールだ。   
   すぐに2回戦目 相手はCBの?田選手 このヒート、ジャンプも波乗りも調子よく21点の高得点をだす。 ぜぇーぜぇーぜぇー もう戦えない
   体力不足だな。  3回戦目は明日に持ち越し。 とりあえず、目標であったベスト16にすべり込んだ。 
   
8日 

    朝、起きれない。 昨日の疲れを残したまま大会会場に。 (ドライスーツを着たまま大会会場で1日過ごすのは、予想以上に疲れる。)
   今日勝てば、ベスト8.対戦相手は長田選手 ?(聞いたことない、まー向こうから見てもそうだろうが) 長田選手に勝てば、次は中西勝俊   選手。 (フリスタがすごいうまい、走りがプロみたいだ) と当たる。 中西さんとは是非やってみたい。
     9時半ヒートスタート 僕は4ヒート目。 やばい準備(アップ)不足だ。 ぼーとして集中しきれていない。  ヒートスタート ふぉ〜〜〜ん    他の選手を前に行かせて、ゆっくりスタート。 気分はアンダーテンション、落ち着きすぎだ。燃えてこないぞおい! どうした俺?
   何も考えずに1発目のループ あれ? ま・  ら ・ な ・ い 。 ドテ 急に風が落ちてその後、プレーニングもしない。 何も考えずに
   なぜかすぐにジャイブ。 波を追って一気に風下に 気がついたらいきなり、風下いっぱいに。    あちゃー 風が弱くなかなか戻れない・
   風よわでヒート延長するも、風、波、ジャッチからも不利な風下海面からぬけられない。 終了〜〜〜・  あちゃー ぼーっと乗ってるから
   風上キープも忘れるんや〜〜。 がっくし、でちゃんちゃん。 得点は21対21のイーブン。 長田選手に8点の波のりがあったため、波乗りの   点が有利に働いて、勝ち上がりは長田選手。    次は中西選手との対戦で、馬場選手(なんと、強豪桐谷選手を破ってベスト8進出)、
    肥田選手(優勝候補筆頭) と4人で出来るヒートだったのに、返す返すも残念、無念。 ナニやってんだ俺? 大会前に約束した、馬場選手   と上の方で当たるという誓いはもろくも崩れ去った。   (まー後でビデオ見てみたら、長田選手の方が波乗りがうまかったのでしょうがな   いが・・・。、SPに油断は禁物だな)  そしてトミーも強豪を破ってベスト8に。   4回戦目、 風と波が揃い、この大会1番のレベルの高い
   ヒートだったと思う。 肥田選手対馬場選手 プレーニングフォアードプラス、波乗りも相当うまい肥田選手が圧勝! 中西選手対長田選手   中西選手はたっかいループ、そして波乗りでは10点満点をたたき出したすばらしいトップアクションを行ってくる。失敗したもののたっかい    エアーも飛び出した。 対する長田選手も得意の波乗りでばしばしスプレーをあげる。 4人全員の演技がすばらしく。 感動してしまった。
   うわ〜これが、SPのレベルか〜 俺もいつか あの中でやってみたくてしょうがなかった。中西選手が28対25の接戦で長田選手を破る。     とにかく、このヒートでの中西選手のライディングは爆発的でレベルの違いを見せ付けられた。 4回戦2ヒート目はトミー対 坂本選手(sp    全日本優勝経験者でトップ3常連だったと思う。 雑誌さがせば、必ず出てくる人) 。 坂本選手、なぜかこのヒート不調でフォアードが決    まらない。 リズムを崩して波のりもそろわない。       
  そこで、トミーが勝ち上がってきた。 すげー まじすげー  
   セミファイナルは肥田選手対中西選手  調子を崩した肥田選手、 ジャンプ、波乗りともに決まらず 決勝は中西選手対トミー
   ヒートスタート  トミーたてつずけに2本のループを決めて試合をリードする。 一方、中西選手はループ決まらず・
   トミー1本目の波乗りでまずまずの得点を出す。 中西、波乗りで沈。中西ループをするもいまいち。 とみー2本目の波乗りでロングライド    中西 次の波乗りもよくない。 今度は中西選手が崩れてしまった。 どんなにすばらしい選手でも、崩れだすと、止められない。 
   焦りが焦りを生んでいる感じ。  対するトミーは絶好調で長い波乗りの後、バックループも決めて、圧勝! おめでとう、てっいうかすごす    ぎ 。 ありえん。  ヒートでは対戦相手が強いほど100%の力で戦うので、後のヒートの方が、疲れて本来のライディングが出来にくくな    る。しかも、ファイナルなどは緊張もある。 ほとんどの選手(すごいうまい人でも)が崩れていた。  しかし、トミーはヒートを重ねるごとに調   子を上げて元気になっていくし、大きく崩れることがない。  恐るべし体力、恐るべし心臓。 トミーの心臓には剛毛が生えていることだけ    は間違いない。
    あと、3位決定戦が肥田選手対坂本選手、ここでは肥田選手が爆発。 プレーニングフォアード、ワンハンドレイトフォアード、テーブルトップ   フォアードと 技のオンパレードで 歓声が上がっていたほどだった。 

9日  たまにしかこないが なぜか御前崎には沢山の仲のいい仲間がいる。 最初はこの人と知り合いで、その人がこの人を連れてきて 見た    いな感じで。 (全日本に出るようなウインドサーファーはなかなかやめないんだよね〜、みんな歴が10年とかだから)
   そして、今回かなりお世話になったショップ岩本の皆さんと 田野中夫婦、本当にありがとうございました。
   帰り道、またしても、風邪が再発。 おまけに僕まで足の爪を剥いてしまった。 足を引きずりながら、節々が痛いまま福岡へ。
   到着、とにかく寝る

10日  やっぱり風邪。 病院で爪のはげた後に入りこんだ砂を取ってもらって、 後はかたずけ かたづけ。
    よし、来年こそは ファイナりストに入るぞ!  

   
ベスト8まで行ってしまった、 馬場っち


大市選手のトップターン。


A海面 スペシャル、レディース、ビギナー、ウエイブクラスなど100名くらい

道具でびっしり

はるか風上ではオープン、マスタークラスなど100名 田野さんはこんな向こうでやっていた。(20倍ビデオズーム最大)

スペシャルクラス1回戦、 8人同時に行われる。 1コケしたらみんなに逢わす顔がない!のでひそかに必死だった。

ほぼ全員フォアードを完着?(見てはいないが)させて、波乗りに入るところ。腕では負けてても気合で勝ってやる〜って感じ。

今回、有名先生方に教わって、改良してみたトップターン。この写真は出来てるような気がする。

改良したのは基本的なことだが、返した後のスピードと安定感に違いを感じる。

これも、自分的に好きな形。 

スペシャル2回戦、スタート。  中西選手のフォアードの高いこと。

波乗りもいい点がついて、

波まわりもよく、

ジャンプも高いのが決まった。

2回戦までは絶好調!だったのだが・・・・・。ガックシ

レディースビギナー スタート! 田野嫁、いきなり海に入って初戦突破、お見事。


田野嫁、ボトムターン

御前崎が吹くときはいつも快晴。 前に行ったときには気がつかなかったが、こんなにもきれいな所だったのね。

4回戦、切れまくっていた中西選手。 スピードが違う。

同じく切れまくっていた肥田選手のテーブルトップフォアード

この体制が難しそう。
 今回のセイルサイズは5.2(インはガスガス)波は福間の南のときくらいシフトしていた。本来の御前崎のコンディションになった時、御前崎ライダーには手も足も出そうにない。 ラニカイの山本選手のライディングも一枚抜けていたように思った。

高さが足りず、惜しくも沈。

でも、相当かっこいい!

僕が負けた長田選手の波乗り。 風の抜けたインサイドでの波のりが、うまかった。

かなりの角度でボードがきり上がる。



準優勝中西選手フォアード。驚くべきはフリスタの道具でヒートに出ていたこと。フィンもボードもフリスタ専用みたいなもの。
でも、もっと驚くのが、とみーの道具の年式なのだが。 あの道具で勝たれたら、もうなんも言えん。